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悠久の時を刻む神秘の島 屋久島

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平成5年12月に世界遺産に登録された屋久島は、樹齢1000年を超える屋久杉の名前で広く知られる、原生林に覆われた自然の楽園です。また、島の中央には九州最高峰の宮之浦岳(1936m)をはじめ1800mを超える山々が連なっており、海岸から山肌が一気に立ち上がる様は「洋上アルプス」ともいわれ、船上からの眺めは格別です。
国内の観光地で最も人気の高い屋久島はコバルトブルーに浮かぶ周囲132kmの島です。推定樹齢3000年といわれる屋久杉の代表格「紀元杉」は観光バスも通る道路のすぐ下にあって、最も大勢の人が訪れる巨木です。

また、西部林道は屋久島で唯一、海岸線から世界自然遺産に指定されている地域です。絶滅危惧種ヤクタネゴヨウの自生地としても最大の地域で、標高300mより上には多くのゴヨウマツが見られます。昔、人が暮していた地域もあり、炭焼きの跡などが見られます。一本の木でジャングルのように広がるガジュマルの巨木も見られます。ヤクザルやヤクシカなどとの出会いも期待できます。

洋上アルプスと呼ばれるほどの独特な地形をもった屋久島だからこそ、他では見ることができない風景があります。

落差60mの「千尋の滝」の左側には250m×350mに達する、巨大な花崗岩の一枚岩があります。展望所は標高270mにあり、ここから登るモッチョム岳は標高944mで、照葉樹林帯から杉樹林帯まで素晴しい自然が残されています。

気軽に原生林を体験できるヤクスギランドは安房川の支流、荒川の上流にある面積270.33haの自然休養林で、安房から約16km、標高約1000mのところに入口があります。林内はいくつものコースに分れ、屋久杉は推定樹齢1800年の仏陀杉をはじめ三根杉、母子杉、天柱杉などの巨木が見られます。

宮崎駿監督の映画「もののけ姫」の舞台ともいわれる白谷雲水峡は宮之浦川の支流、白谷川の上流にある面積423.73haの自然休養林で、宮之浦から約12km、標高620mのところに入口があります。照葉樹林からヤクスギ林への移行帯に位置し、屋久島の照葉樹林帯を代表するイスノキ、ウラジロガシ、タブノキなどの大木が見られるとともに、ヤクスギ林帯を代表するスギ、ツガ、モミなどの大木も見られます。
渓流沿いにはサツキ、ホソバハグマ、ヤクシマショウマなどがみごとな群落をつくっています。推定樹齢3000年の弥生杉、奉行杉、七本杉等、太い屋久杉も見られ、樹上にはナナカマド、コバンモチ、カクレミノ、サクラツツジ、タイミンタチバナなどが着生しています。

更新日:7月28日

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